テレビの無い生活。ハンター×ハンターのように現実世界でも「念」を身につける?
「プロハンターに必須の技、それは念能力」
皆さんは少年ジャンプで連載(休載中)しているハンター×ハンターというマンガを知っているだろうか?
有名なマンガなので知っている人も多いだろう。
あらすじは、プロハンターである父親に会うために旅に出る主人公の少年、ゴン。
ゴン自身もプロハンターになるべく、旅の途中で出会った仲間たちと冒険をしていく。
冒険を進めていく中でプロハンターになる為に必須な技が出てくるそれが念能力。
念とは体の内側から溢れ出る体内エネルギーまたはオーラの事。それを操ることで肉体が強化されたり念による必殺技が使えたりする。
たとえるなら、
・ドラゴンボール→ 気、カメハメ波。
・ワンピース → 覇気。武装飾。
・NARUTO → チャクラ、螺旋丸。
と言った所だろうか。マンガにおいて代名詞となるような不思議な力のことである。
僕はマンガの中でハンター×ハンターが一番好きだ。
それでこの念能力を現実世界で使えないか考える時がある。
ここからは話半分で聞いてほしい。
「相手の隠された技を見抜く力、凝(ぎょう)」
念能力の技の中に「凝」というものがある。オーラを目に集中させる事により相手の隠された、念による技を見抜くというも。
なにも僕はマンガのように本当に念を会得してオーラを放ちたいと思っているわけではない。
人生を生きていく上でそういう目も必要だということ。
綺麗事いっても、人生はサバイバル。世の中そう思わざるを得ないのも事実。
だからマンガのように目と脳に集中するイメージで物事をよく見る。
その物事の真意やそこに隠されている物は何か?
「テレビ無しの生活が2年」
そうは言っても中々うまくはいかない。そこで僕はテレビを押し入れにしまった。
それが2014年の1月だから、その二年間ほとんどテレビを見ていない。
ラッスンゴレライ?エレキテル?くまむし?
はじめは周りの人たちと会話が合わず世間においていかれる感覚だった。
しかしテレビは知らない間にある種の洗脳を引き起こす。
テレビから発せられるあらゆる情報。
テレビで見た事がある物に、人はそれだけで絶大な信頼感を覚える。
なにげなくテレビで見たり、聞いたりした事があるだけで、よく調べもせずそれが真実だと思い込む。
テレビはいわば広告の親玉、総大将とも言える。マーケティングのプロが考え抜いたテレビの内容やCMで成り立っている事が多い。
当然、素人である一般人が勝ち目があるはずがなく、悪い言い方をすれば誘導されてしまう。ある種テレビはプロハンターとも言える。
ちなみにマンガのハンター×ハンターでも、念能力を持たない者は念能力者に歯が立たない。
だから僕はテレビを外した。自分自身ある程度物事の本質が見えるようになるまでは。いやせめて自分に不利になる事が見抜けて、自分を守れるまでは。
そして2年後、2016年1月再びテレビを押し入れから戻した。
昔とは違う、今は凝を使える。せめて簡単には負けないように。